

膝が痛くて走れません!
整形外科では「成長痛」だから仕方ない!といわれました。
湿布で様子をみるという感じでした。
私は、このままずっと運動できないのでしょうか?
またクラブ活動でキャプテンを任され、ストレスが強くなり、ずっと辛いです。
最近は生理も止まってしまいました。
どうしたらいいでしょうか?
このようなお悩みが少しでも和らぎ解決のヒントになれば嬉しいです。
膝のお皿の周辺が痛いという女子陸上選手です。
膝の痛みというのは、陸上やバスケ、サッカーなどハードなスポーツをされている学生さんに多いです。
またハードなスポーツをされている女学生さんで注意したいのが生理が止まってしまうというお悩みです。
当院にも数名の方がいらっしゃいます。
膝の痛みと生理について一緒に考えてまいります。
特に運動を指導しているコーチや顧問の先生には十分に注意をしていただきたいと願います。
同じようなお悩みの方は、どうぞ参考にしてください。

- 膝の痛みで運動ができないスポーツ選手
- ストレスが強く生理が止まってしまった女学生の方
オスグッドシュラッダーによる膝の痛みの学生さんの解決のヒント

中学生の女子陸上部の方の膝の痛み
オスグッドシュラッター病って聞いたことが有りますか?
一般的には成長にともなって膝のお皿の下が痛くなるといわれています。

④の部分ですね。詳しくはこちらをどうぞご覧ください。
参考:「日本整形外科学会」ホームページより
でも、ちょっと待ってください!
片方の足だけが痛くないですか?
これっておかしくないですか?両方痛い方もいらっしゃいますが、少ないように感じます。
これはスポーツの特性や身体の使い方にも問題があるように、私は考えております。
もしも成長痛だとしたら、なぜ片足だけ痛いのでしょうか?
だって両足で走りますよね。
それは膝だけに問題があるということではないからなんです。
当院では痛みがあった、その部位だけを施術することはありません。
全身のバランスを調整させていただきます。
膝の痛い方は特に筋肉がついている骨盤、もしくは股関節、足の関節も注意深くみさせていただきます。

骨盤に関してはその周辺の筋肉にも注目いたします。
もしも整形外科などで痛みが変わらない場合は是非とも当院へご相談ください。
当院は整形外科で電気治療と湿布を渡されて「クラブは痛みがなくなるまで中止してください」といわれ、泣く泣く休んだが、一向に良くならない方が、たくさんお越しいただいております。
一緒に心身共に元気でスポーツができりるように頑張りましょう。
頑張りすぎる女学生に注意(特に指導者が自覚して欲しい)
こちらの患者さんは、女子陸上部のキャプテンで本当に頑張っておられます。
この学校のクラブ活動ですが、あまりにも指導者の練習、要求がきつく「休みたい」というのも言いだせなくてプレッシャーで生理が止まってしまった方が多数いらっしゃるそうです。
指導者は今だけをみるのではなく、その方の将来についても考えておく責任があると私は思います。
特に指導者は若い女子学生が生理まで止まってしまうという危険性を自覚、認識して欲しいと思います。
新聞記事でこのような記事が出ておりました。
特にアスリートの女子選手と親御さん、指導者の方はご覧いただきたいです。

参考:「2018年1月10日読売新聞夕刊」より
このまま月経不順を放置してしまうと、どのようなことが考えられるのかを知っておくことが大切です。
体脂肪率が極端に落ちてしまうと骨を強くする女性ホルモンが低下し月経が止まり、骨折しやすくなります。
体操、フィギュアスケート、陸上長距離で割合が多いとされています。
それと「摂食障害」になる選手もいますので注意が必要です。
フィギュアスケーターの鈴木明子さんも苦しんだそうです。
将来の妊娠、出産を考えると月経は特に大切です。
でもアスリートの皆さんは「生理が無い方がラク」と間違った意識を持っておられる方が多いのです。
私は、このことがすごく問題だと想います。
指導者に強く言いたいのです。
記録や成績も大切ですが、将来のことを考えて責任を持って指導をしていただきたいのです。
当院でのオスグッドシュラッターの方の施術
1回目の施術
膝に関しては、ストレッチの指導をいたしました。
同時に骨盤周囲、体全体のバランスの調整をさせていただきました。
施術後
全身がユニットとして働いておりますので一部だけにとらわれず全体的にみることが必要だと考えております。
すぐに痛みがなくなるということではありませんが日々の運動前後での自分のケアもお伝えいたしました。
2回目の施術
できる範囲で柔軟性をつけるように指導していきました。骨や筋肉などの全体的なバランス調整をさせていただきました。
施術後
ストレッチをしたからといって劇的に変化することはありませんが確実に少しづつ痛みが軽減しております。筋肉に柔軟性が出てきました。
3回目の施術
全身の調整をさせていただきました。
膝はもちろんですが骨盤、腰、肩などのバランスも重要ですので細かくみながら全体をとらえるように施術していきました。
その後の施術
痛みも減り症状も安定してきており、運動もできるようになっております。
ただ指導者にはなかなか痛みのことや女性特有のことが言えないような場合もありますので、ご両親の了解をもらって時には私の方からも指導者にアドバイスさせていただきます。
オスグッド用のサポーターも併用
当院では、早く良くなっていただきたいので、オスグッド用のサポーターもオススメしております。
オスグッドのサポーターのおすすめはソルボです。かなり痛みが軽減されます。
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まとめ
- オスグッドシュラッターには調整とストレッチ、サポーターが必要
- 生理が止まるようなハードすぎる練習は指導者が注意する
- 膝の痛みには普段の姿勢も大切