

理由がないのに不安になります。
心臓がバクバクして息苦しくなります。
何をやっても良くなりません。
最初に発作が起こったのは弟の結婚が決まってからです。
突然、寂しく感じて・・・それからです。
私は、どうしたらいいのでしょうか?
このような、お悩みの方が少しでも楽になられたら嬉しいです。
誰でも不安で不安でたまらない時ってございますよね。
何かがきっかけで起こることがありますが、何もなくても性格的なもの、個性的なもので、小さい頃から、そのようになりやすい方がいらっしゃいます。
育てられた環境も影響することがあります。
一人で悩まず、どうぞご相談ください。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
- 不安に悩まされ、一人で解決策がわからない方
- 弟が結婚すると決まると寂しくて不安になる方
- 自分は一人になってしまうことが怖いと考えてしまう方
- 一人で考えすぎてクヨクヨ悩んでしまう方
一人になってしまうかも?という考えが不安になる
アプローチとして考えていったのが、今起こっている症状は、どのような事が考えられるのか考えてみました。
4つのストレスを減らし、ストレス耐性を増やしていきました。
ストレスを減らし、睡眠の質を上げて体力をつけていくことを優先していきました。

その後は精神的ストレスと認知の歪みが、問題となっている割合が多いと考えられたので、パーソナリティ(個性)と愛着について考えていきました。
境界性パーソナリティ障害について

5個以上当てはまったら、このタイプとなります。
- 大切な人に捨てられるのではないかと不安になる。必死でしがみつき、そうならないように相手を困らせたことがある
- 相手を理想的な人だと想ったり、幻滅したりするなどの落差がひどい
- 自分が本当は、どんな人間か、わからなくなることがある
- 衝動的に、危険なことや良くないことをやってしまうことがある
- 自殺しようとしたり、そうすると言って、周囲を困らせたことがある
- 一日のうちでも気分が両極端に変わることがある
- いつも心のどこかに、虚しい感じがある
- ちょっとしたことでも、思い通りにならないと、イライラする
- 思い込みにとらわれたり、記憶が飛ぶことがある
ちなみにこの方は6個当てはまりましたので「境界性パーソナリティ障害」の傾向があると判断しました。
対策としては、両極端な「白か黒」「0か100」「善か悪」かという考えをできるだけ減らしていくようにアドバイスしていきました。心の状態が不安定になりやすいので、「中庸」を目指し、一人で抱え込まず、誰かに相談したり、一緒に考えてもらったりするように伝えました。
愛着障害について

またこの方は、長女だということで親から口癖のように「お姉ちゃんなんだから、面倒みなさい」「しっかりしなさい」などと言われ続け、褒められた記憶がなかったそうです。
つまり、安全地帯がなく、孤独になり、それに恐怖を感じるように育ってきた可能性があります。安全地帯がないので、冒険はできませんし、親の顔色を常に伺うことでしか生きていけませんので、大変お辛かったと考えられます。
愛着形成は、今からでも少しづつ形成することもできます。
この時、邪魔をするのが認知の歪みという固執した考え方を持っていて、それが正しいと思い込み執着し、なかなか考え方を変えることができないという点です。
この認知の歪みをしっかりと理解してもらい、少しづづですが、「我がままをいってもいいんだ」「怒ってもいいんだ」「他人に相談してもいいんだ」「自分は一人じゃないんだ」と思えるようにしていただきました。
インナーチャイルドについて
機能不全家族の元で育つと心が成長していないことが多いです。これを「インナーチャイルド」「アダルトチルドレン」と呼びます。
このような場合は、不安傾向になりやすく、自分を守るために回避して他人を排除しようとすることもあります。そして物事を考える軸が「他人」に向いてしまうのです。


このような場合は、頭でばかり考えてしまうので、とても疲れ切ってしまいます。過去や未来の事も考えやすいです。頭ばっかり使うのです。

対策としては「今ここ」を感じることが重要です。後述する「グラウンディング」がオススメです。
不安で不安でたまらない!
不安で不安でたまらないということでお悩みの方です。
それも現実に起こっていないのに起こったらどうしようと、そればっかり考えてしまうということです。
不安が不安をよび身体の症状が、よくならないと一生このままなのだろうかと不安になるのです。
心臓が締めつけられるように痛い、循環器内科に行ってみたそうです。
でも異常は見当たらないということでした。
確かに心臓がつかまれているように痛く感じます。
なんでだろう身体の症状は、どんどん雪だるまのように増えていく、膝が痛かっただけなのに治らない!
それから肩が痛くなってきたそうです。
そして腰も痛い、その頃から子供のことでも悩んでしまう、子供の学校生活や人間関係、子供の体調不良などがお悩みです。
なんで私ばっかり、悩み事ばかり増えていくのか!一向にすべてが解決しないまま、泥沼のような感じになってしまうそうなのです。
「どうしたらいいの」眠れないということがお困りでした。
そんなお悩みの方がいらっしゃいました。
不安とは興奮している感情を抑圧しています。
その感情を外にだせないから不安になるのです。
できるだけ大きな声を出してもらいます。

そして筋肉運動をおすすめしております。

不眠症で体力がない場合は軽いウォーキングからおすすめします。
そしてカラオケでもいいので大きな声で歌を歌ったりして欲しいのです。

すると気持ちに蓋をしていたものが少しづつですが解き放たれます。
不安に想うときは自分の感情にフォーカスします。
絵を描いてもらうのもいいです。
自分はどんな姿勢になるかも実際にやってもらいます。
自分の体で不安を表現してもらいます。
まずは今ココを感じることが大切です。
自律神経は過去も未来もわからず否定も肯定もわかりません。
それが現実だと勘違いして反応します。
パニック障害のような症状を引き起こしたりします。
まずは体力を回復させ寝たら治るという健康な状態を目指します。
優先順位を見直す

①生活習慣の見直し

②全身のバランス調整(構造的ストレスを減らす)

当院では、全身のバランスを調整し機能的に正常に自然治癒力が働くように施術をさせていただいております。
体全体の機能を回復し、自然治癒力を働くように施術してまいります。
痛くない整体で、できるだけ良い状態をキープできるように全力でサポートいたします。
③感情を出す、感じる
精神的ストレスが強い方には、心理セラピーをさせていただきます。
感情を出すことで、お体が楽になることもあります。

④思考を見直す(精神的ストレスを減らす)
症状だけをみて薬などで抑えるだけでは根本的な解決にはなりません。
でも睡眠がとれないほど衰弱してはいけませんので睡眠がとれるようには何らかの対処していただくことは大事です。
考え方を変えるというワークをすることもございます。
エネルギーサークルを回し、認知の歪みに気づいてもらいます。
不安の対処法

不安というのは「頭」で考えているものです。
漠然としたものが多く、対象物がハッキリしていないことが多いです。
実体がない蜃気楼みたいな感じです。
そのようなフワフワしたものが相手ですから、雲の上を歩くような感じなのです。
足の感覚を研ぎ澄ませ
上気の状態で不安が不安を呼び、増幅していきます。
ですので地に足をつけることが大切です。
足裏の感覚を研ぎ澄ましてください。
当院で指導をしておりますのは「グラウンディング」です。
きっと新しい発見がありますよ。今ココを感じるのです。
まとめ
- 不安の対策は運動
- 別のことを考えることで不安を減らす
- 生活習慣の見直しと整体で安定させる