

不安に思う事が不安。
考えることは不安なことばかり。
そう考えるだけで動悸や息苦しさがあります。
なんとか不安を減らすことはできないでしょうか?
このようなお悩みを解決します。
パニック障害でお辛い方です。
上気という考え方を知ってください。
脳でいいますと大脳新皮質をものすごく使っている状態です。
カラダの感覚、特に足の感覚を研ぎ澄ましてください。
本当にお辛いですよね。
考えたくなくても考えてしまうのが自律神経の特徴なのです。
どうぞお一人で悩まず、ご相談ください。
同じようなお悩みの方は、どうぞお読みください。
パニック発作が出て、いつも不安で仕方がない方
不安について
今回は不安についてです。
とくに予期不安です。
不安でお悩みの方の解決法をお伝えいたします。
どうぞご覧になってください。
不安神経症
「上気」というのをご存じでしょうか?上気とはある事柄に対して、いろいろと考えてしまってイメージ的には坊主の人がアフロヘアーになっているような感じです。


こうなってしまうと、いろんな感覚が鈍ってしまいます。
上気の状態
- 神経質に考えすぎる方
- 何度も確認してしまう方
- 常に頭から悩み事が離れず悪く考えてしまう方
- 考えすぎて眠れない方
- ちゃんとできているとわかっていても気がすまない方
このような感じになっている方は少なくとも上気という状態に近くなっていると想われます。
そうなってくると特に足の感覚などがおろそかになってくるため、避けているつもりでも、しょっちゅう足をゴミ箱やイスやテーブルの足にぶつけたりしてしまいます。
(自分の身体感覚的には避けているのですが脳と体の感覚のギャップがあることがあります。)
感覚が鈍くなっているということなんです。
ヒトが感じるということは、感覚神経から脳が感じますよね。
いろんな感覚受容器というセンサーが体のあちこちにあって、それを脳は感じるんです。
今、このセンサーがこうなっているから、この処置をしようと命令する!
このような感じで脳がまとめて把握して(統合)必要があれば指令を出します。
生命維持に必要な場合は勝手に指令を出してやってくれます。(自律神経系)
ここでは反射はちょっと割愛します。この感覚について、みていきたいと思います。
脳で統合された情報を協調する
普段、僕たちが何気に歩いたり障害物を避けたりしているのは協調運動ができているからなんです。
少し専門的にいいますと脳や脊髄が足などの感覚という情報を吸いあげて筋肉へ指令を出すということをやってくれています。
(感覚入力フィードバックといいます。)
そして、この能力が低下してきますとバランスが取りにくくなったり転倒してしまったり、ぶつけたりしてしまうのです。
次に感覚の種類をみていきます。
皮膚の感覚
皮膚って実はすごいんです。
細菌などから守ってくれているバリバリの実の能力者でもあるんです。
(すいません突然、ワンピースのバルトロメオに例えてしまいました。スルーしてください)それと感覚受容器がたくさんあります。
伸びたり、縮んだりもしてくれます。
私が今まで学んできた「キネシオテーピング」「皮膚テーピング」や「スパイラルテーピング」などのテーピングも直接その部位には届きませんが感覚受容器を介してアプローチしていると考えることができます。
関節受容器
これ以上曲げすぎないで!これ以上伸ばしすぎないで!という限界を教えてくれる受容器です。
リミッターみたいな感じです。
筋受容器
筋肉や腱がそれ以上、伸縮しすぎないようにしてくれるセンサーです。
筋紡錘というセンサーが筋肉を担当してくれています。
ゴルジ腱器官が腱を担当してくれています。
視覚・三半規管
バランスをとってくれています。
眼で見て歪みを微妙に補正してくれています。
三半規管のリンパ液と絨毛などが傾きなどを感知してくれて脳に今、こんな傾きをしてますよ~などと教えてくれています。(これだけではありません)
これらの感覚受容器たちが脳に情報を送ってきてくれているのです。
その情報を脳というスーパーコンピューターが統合して瞬時に判断し「こう動きなさい」、「こうバランスをとりなさい」などと指令を出してくれているのです。
すごいですよね。
感覚受容器を正常にするために
上気の状態では、これらの感覚の情報が入ってきていても、うまく処理されないことが起こります。
そこで感覚を研ぎ澄ませ~みたいな感じで(ゲームをする感じで)楽しくやってみてください!
こんなことをすることによって「上気」という状態が他に神経がいき、少し楽になり本来の自分の感覚を取り戻すことができてくるのです。
簡単ですのでやってみてくださいね~結構いろんな気づきがあって楽しいですよ。
感覚を研ぎ澄ませるとスポーツ選手の動作もよくわかります。
これをグラウンディングといいます。
人は動きの予想をして動いている
人は動く時、ある程度予想をして動いているそうです。
感覚の入力が正常な程、予想も正しくできて動けるのです。つまり感覚の入力情報が正しく入力され、それが脳に正しく伝わることが大切です。
頭ばかりで考えている方は、感覚の入力が弱っている可能性があります。
いろいろなお悩みがあって夜も眠れないという方がいらっしゃいましたら、一度、足の裏の感覚を細かく感じてみることからはじめてみてください。
いろんなことがわかって少し頭でっかちになっていて、そのことに執着していたのが楽になられることもありますよ。
そして脳からの神経伝達がスムーズに働き、自分で治っていく力が上がっていかれますように全身のバランス調整を受けてみてくださいね。
まとめ
- 自律神経の特徴は、考えたくなくても考えてしまう
- 別のことを考えると不安が減る
- 「今ここ」を考えることで未来の予期不安が減る