

頭痛と肩コリで悩んでいます。
娘のことでイライラすることが多いです。
娘の成績は、ずっと良いのですが少しでも落ちると激怒してしまいます。
イライラしている時には頭痛が多いような気がします。
自分は毒親に育てられ主人はモラハラでDVを受けて困っています。
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
40代主婦の方です。
お身体のお悩みとしては頭痛と肩コリです。
そして特にお悩みなことは娘さんのことです。
娘さんの成績は良いのですが、この方はトップでないと気が済まないそうなのです。
というのも実は自分も母親から、褒められたことがなく育ったそうです。
同じようにお悩みの方は、どうぞご覧になってください。
- イライラして子供に当たってしまうことでお悩みの方
- 母親だから「こうあるべき」「こうしなければならない」と強く思う方
イライラして頭痛と肩コリがある女性の解決のヒント
生い立ち
両親と妹の4人家族で育ったそうです。特に母親が毒親でした。父は何も言わない人だったそうです。
小さいながらに母親は「なんか変なのかな」という感じでは思っていたそうです。家の外では上品で外面は良いのですが、家の中では、他人の悪口を言いまくったり、親戚の悪口を言いまくったり、悪い噂話ばかりしていたそうです。
お母さんには「お前は私の言う事だけ聞いていればいいんだ」「お前なんか可愛くない、お母さんの子供じゃない!出ていけ」と言われたこともあるそうです。でも機嫌が良い時には、過干渉なくらいに過保護にされた時もあったそうです。
成績に関しても5以外だと、めちゃくちゃ怒られたそうです。中学生になった時には洗濯も自分の分は臭いからと一緒にしてもらえず、自分でしていたそうです。
「もう消えてしまいたい」と思ったこともあるそうです。妹はグレてしまい、姉である私に暴力を振るった時もありましたが、両親は助けてくれませんでした。
そこでこの方は一人暮らしをすることを決意し家を出ました。その頃、今のご主人と出会い同棲することになりました。最初は優しかったご主人ですが、ある喧嘩がきっかけとなりDVが始まりました。
離婚も考えましたが、母親がいる実家には、絶対に帰りたくなかったそうです。
結婚をして仕事もやめ子育てを一人で頑張っておられました。
生活はどんどん大変になったそうです。お金の管理は主人がしていて、月3万円の食費だけしか渡されなかったそうです。「やりくりできなかったら出ていけ」とまで言われたそうです。
食事を作っても、別にカップラーメンを自分で作って食べるようなことも何度もあったそうです。急に機嫌が悪くなり、全て、この方の責任にされたそうです。「なんでもええから謝れ」といわれ続けて、とうとう、自分が謝罪して治まるのならということで理不尽でも謝ったそうです。
離婚しないのは、優しい時もあるからだったそうです。
でも堪忍袋の緒が切れる出来事があり、「プツン」と切れた音がしたそうです。モラハラのDV夫から子供を連れて逃げるしかないと思ったそうです。実家には毒親と毒妹がいるので帰れないので、本当に困ったそうです。
モラハラ夫を撃退する方法
モラハラ夫と被害者体質の妻は、なぜか、お互いに惹かれ合う性質を持っています。
モラハラ夫の特徴
- 事実を歪める、話の論点をずらす、罪悪感を持たせて支配しようとする
- 常に自分を特別扱いして欲しい
- 容赦ない冷酷なところがある
- 相手によって態度をコロコロ変える、外面が良い
被害者体質の妻の特徴
- 誠実、常識やルールを守る、相手によって態度を変えるのは悪い事だと思っている
- 優しさを自分にも他人にも求める
- 努力が好き、頑張ればいつか認めてもらえると信じている
モラハラ夫は自分にとって「有害」「弱い」存在だと認識したら、支配しようとします。だから「有害」「弱い」でなくなればモラハラも、だんだん止んでいくことが多いです。
すぐに強くなったりできないので、「腹の底がしれない」「何を考えているかわからない」人になるということで相手の支配から逃れることができます。戦わずして勝つということです。
ちょっとした考え方のコツとして
- 心だけでも悪者になる
- 夫の存在に対して「無関心」になる
- 女優になって、本当に自分を隠し感情を見せないように夫への反応を減らす(ポーカーフェイスになる)
- 言葉を減らす、言い返さない、沈黙、わざとゆっくり話す
- 接点を減らす、あなたの情報を減らす
- 冷たい威圧感を装う
- 得体の知れない感じを継続する
- こっそり行動する
これらを実践していかれると、毒親との確執も主人のモラハラ、DVも確実に減っていったそうです。
中2の娘の成績がトップでないのが気に入らない
中学から私立に通っておられる娘さん。とってもよく頑張っておられます。成績も上から5番目くらいだそうです。
それでもお母さんは納得ができないのです。
当院にお越しくださる患者さんは、このお母さんなのです。
家の中の掃除や食事などの家事も完璧です。
ご自分が子供の頃、厳しくしつけられたそうで、学業も優秀だったそうです。
だから娘も、一緒くらいできるでしょう!と思ってしまうそうです。
認知の歪みに気づく
人の認知には「認知の歪み」というものがあります。
これは、その方の育った環境や育てられ方、両親の性格などが大きく影響します。
その中でも、全か無かの法則・すべき思考というものがあります。
完璧主義の親に育てられたりしたら、自分もそうあるべきだと考えて、自分と同じように子供にも接してしまうのです。
子供も一人の人間で個性がありますので、是非とも今ある、良いところを認めてさしあげてください。
認めてもらうことで子供にも愛着が形成され、自立していくことができるのです。
自己肯定感を増やしていく
自己肯定感を増やしていくこと、つまり承認して認めてあげることで変化します。
でも他人はなかなか難しいので、まずは自分で自分を認めることをやってください。
結果だけでなく努力を認めてあげてください。
良い面を探す癖をつけてください。そうするとお互いに笑顔になっていただけるのです。
肩こりと頭痛とイライラが解消された
体の調整をさせていただきますと、脳の管理機能が正常になっていきます。
血流が上がり、神経伝達もスムーズになります。すると自然治癒力が働きます。
体力が増えてくると呼吸が安定しメンタル面でも、良い影響が出きます。
まずは、身体を整えて、心のケアも一緒にやっていきましょう。
当院ではお身体の調整とメンタル面での両方からアプローチしていきます。毒親とDVモラハラ主人への対策は前述のようにさせていただくと6か月くらいかかりましたが、DVがなくなりました。女優になってもらい得体の知れない人物を身に付けられ、モラハラも激減しました。毒親の母親も最初は、対応しにくかったのですが、自分の考え方も少しづつ変わっていったそうです。
投影に気づく
投影とは、あなたの身を守るための「防衛機制」の1つです。自分の心の奥の「しまっている、出せていない、認めたくない感情」を相手に映し出して(押し付けて)しまう心の働きとなります。
人は他人の感情を体験することはできませんので、他人の感情を理解しようとすると自分の感情を基準にして相手を見る(思い込み=認知の歪みでは、感情的決めつけ)ことになります。
例えば、あなたの「嫌いな人」を思い浮かべてください。その人のどんなところが嫌いですか?
例えば「彼が浮気をするのが心配になる」とすると、これは自分が浮気性だから相手のことが心配になっているということになるのです。相手を好きだったとしたり、自分に浮気の概念がないとすると心配になったりしないものなのです。
当院では統合失調症の方が来てくださっておりますが、その方は、相手のことに怒りを向けていることが多いのですが、実は自分の苛立つ部分を相手に映し出して怒りに感じて迫害妄想しているというケースがありました。
これらの事に気づき、自分のことを客観的にみることができるように心理ワークなどをさせていただきます。するとだんだん考え方や思考の癖を修正することができるのです。
ですが、その前の呼吸がちゃんとできているか、脳への血流が良いか、自律神経がちゃんと働きやすくなっているかなど、お身体の機能が正常に働くように「お身体の調整」が必要となってきます。
その後の経過
しっかりとお身体の調整をさせていただき、瞳孔反射やパルスオキシメーターで脈などを確認させていただいております。お身体の調子も少しづつ良くなってこられました。
こうなってくるとイライラしていた自分にも変化が出てこられました。肩の痛みや頭痛も、ほとんどなくなりました。
そして思考の歪みを修正され自分の娘にもイライラしにくくなったそうです。
以前よりも、かなりラクに過ごせるようになられたそうです。今後も全力でサポートさせていただきます。
まとめ
- イライラは身体の不調を整えることから始める
- イライラは自分の思い通りにいかないことでイライラする
- 投影により相手に怒りを感じるということもある
- 認知の歪みに気づき修正していく