

また、あの場所に行って息苦しくなったらどうしよう・・・
明日、電車に乗った時、動悸がしたらどうししょう・・・
明日の朝、動悸がして息苦しくなったらどうしよう・・・
未来の不安に悩まされています。
どうしたら解決できるでしょうか?
このような事で、お悩みの方が少しでも楽になっていただけたら嬉しいです。
予期不安でお悩みの東大阪市にお住いの30代女性です。
自律神経は危険を察知して、防御反応で不安などを引き起こし症状として出てくることがあります。
これは自分の身を守るためなのです。
不安が起こってしまうと、息苦しくなったり動悸がしたり、汗をかいたりしてしまう方がいらっしゃいます。心臓が止まるんじゃないかと不安になります。突然パニック発作が起こり、とても心配になり不安になります。
そんな不安を減らしたい、解決したいけど、やり方がわからない!
そんな時の8つの解決法をお伝えします。どうぞ最後までお読みください。
- 予期不安で動悸がして息苦しくて毎日が辛い方
- 自分で克服したい方けどやり方がわからない方
不安を自分で克服する方法

自律神経は脳がコントロールしている
不安の前に、まずは自律神経の特徴からお話ししますね。
あなたは自分で心臓を動かせますか?
5秒だけちょっと心臓を止めていられますか?
こんなことは、できないですよね。
また、食べ物を食べて、「はい、胃を動かして消化して!」
こんなこともできませんよね。
これはあなたの意識ではなく、体、自律神経が勝手にやってくれているんです。
そのコントロールは、もちろん脳がしてくれています。
だから脳が正常に働いてくれていたらコントロールもうまくいくはずなんです。
でも、その脳がストレスに、ずっとさらされ続けると危険を察知して、何もない時でも、危険に感じてしまって、緊張した状態を引き起こしてしまうんです。
それがパニック発作です。
脳はあなたのことを一番大切に想ってくれているから、命を危険にさらしたくないんです。
だから、ちょっと過敏なくらいに脳は反応してしまうんです。
「こうなったら、嫌だな~」
そんな事を思うと脳は、本当にそうなったら困るので、その前に反応して命を守ろうとして危険に対して心配してくれているんです。
その心配事が、ず~と続いてしまうと慢性的な強いストレスを感じて反応し続けることになるのです。
そして常に不安を引き起こし、症状や発作を引き起こしてしまうのです。
対策の一つとして、自分で不安なことは現実には起こっていないと納得することが必要です。対策としては、紙でもスマホのメモでもいいので、想いつくだけ心配事を書きだしてみてください。
その不安や心配に思うことを1つ1つ見直してみてください。
そして、1週間後くらいに、もう一度、その心配事を見直してください。
どれだけ、その不安だった心配事が、その通りになりましたか?
たぶん、ほとんどなっていないんじゃないですか?
例えばこんなことです。
そして、ならなかったら「良かった~ならなかったね」と脳にいいきかせましょう。
そうです。心配したことは大抵ならないのです。
だから、逆に心臓がバクバクしたり、手足に汗をかいたり、過呼吸を起こしたり、なりそうになったら、大丈夫、大丈夫、そうならないから!と言い聞かせましょう。
脳は心配するのが仕事だと想っているから、あなたも全力で肯定してあげてください!
きっと私は大丈夫!そのままで大丈夫!何回も自分で言うことで脳に刷り込まれて大丈夫になりますよ。
これが自己暗示です。
不安に対する武器は自信

自分に自信を持つことが大切です。
それには、自分のことが好きなことが大事です。
それを自己肯定感とか自己尊重感といいます。
自己肯定感
自己肯定感とは良い面も悪い面もすべて受け入れることです。これが基本的なことです。生まれてきただけで奇跡なのです。朝、起きてこれただけで幸せなんです。小さな今あることを気づけて感謝できることが大切です。
自己効力感
自己肯定感がしっかり身についていたら、自分のできている事、得意なこと、できることにフォーカスします。それが自信になります。
自己肯定感が強い方は、ストレスがあっても対応しやすくなります。
実は自己肯定感が高いと自律神経でいいますと副交感神経が優位に働いてくれます。
ちなみにストレスが強いと交感神経が優位に働きます。
副交感神経が働きますと、良い睡眠が取れて、寝たら治る健康なお体になっていきやすくなります。
つまり回復してくれるのです。
自己肯定感を上げるのには、「自分の事が好きですか?」と言われた時に、即答で「はい!好きです」と言えるくらいが望ましいのです。
自慢やおごり、慢心などではありませんので注意してください。
人は苦労して、いろんな経験をした方が、後から考えると幸せに感じるそうです。
また収入が上がっても必ずしも幸せではないということだそうです。
セミナーで心に残ったこと
先日、八戸ノ里で阪神タイガースの元監督の矢野 燿大さんと居酒屋甲子園を開催したてっぺんを作り現在はメンタルトレーナーの大嶋啓介さん、そして名言セラピスト、ベストセラー作家のひすいこたろうさんの講演会を拝聴してまいりました。

その講演会で心に響いた言葉をシェアさせていただきます。
大嶋啓介さんの言葉

- 「あなたの夢は何ですか」という問いかけに、すぐ答えられますか?、夢の大きさは?何個ありますか?そしてその夢は叶えられますか?
- 自分の可能性に蓋をすると叶えることができない
- 可能性を伸ばすには「思い込む」ことが大切!自分ができると思い込むことが大切(成功する人は、この「思い込み」ができている
ひすいこたろうさんの言葉

- ゲーテは1800通のラブレターを書くことで好きな相手に伝えた
- 凡人が天才になるにはコツコツとやる続けることが大切
- 可能性の扉を開くのは「心×行動=未来」やり方だけを学ぶのではなく、どんな心持ちでやり続けるかが大切
- 「今、ある事」からスタートする!小さなことの中に喜びを見つけることを成熟という
- 朝、起きて動けることに感謝する
矢野燿大さんの言葉

- ①言葉は大事②夢は叶う③比べるの昨日の自分という3つを監督時代に選手に言い続けた
- パフォーマンスが出せるのは①緊張②強気③楽しみ
- 可能性を信じる3つの力は①成功を信じる「成信力」と②苦しい事があるから成長できる「苦楽力」と③他人を喜ばせる「他喜力」、そして④「感謝力」
3人の講演を拝聴させていただき、小さなこと、今自分にあるものに気づき、それが当たり前ではなく有難いことなんだと感謝することが大切だと感じました。本当に私は恵まれていると思います。ありがとうございます。
このことに気づけたら、自分の自己肯定感は上がり、楽しく過ごしていけると感じました。
パニック障害 30代 女性
家族のことや、いろんなことで、急に不安になって、過呼吸になったり、汗をものすごくかいたり、心臓バクバクになったりして、お辛い方がいらっしゃいます。
しばらくパニック発作は出ておりませんでしたが、久しぶりに「先生~またパニックになりそう~」と言って来てくださいました。
特に防御反応で首~肩にかけてがカチカチで背中が盛り上がった感じになっています。まさに筋肉の鎧で固めて守ってくれているようです。
当院の施術

検査はすべて陽性で、かなり重症でした。背中がカチカチで呼吸が浅かったです。姿勢も崩れておりました。施術の後は、呼吸が楽になられ笑顔になられました。
3回目の施術で顔色もすごくよくなられました。脳への血流もよくなっている感じで頭がスッキリしているとのことでした。
ここで前述の「私は大丈夫」作戦と「心配事書き出し」作戦をやってもらいました。
その後の施術
23年前1月、関西では大震災がありました。
もしも地震がおこったらどうしようという不安に襲われることもございます。
しばらく調子が良かったのですが、また夜が眠れなかったそうです。
そんなとき、私は眠る時のヒントをお伝えいたします。
今まで一番楽しかったことや一番うれしかったことを想い浮かべるようにして、寝るようにしてください。
寝る前は決して反省しないでください。
仕事や家事、育児などの反省は、起きている時にやってください。
眠るときは、脳も休めてあげてほしいんです。
24時間働いている脳が休めるのは、寝ている時だけです。
どうか脳を休ませてあげてください。
楽しいことだけを考えて脳を喜ばせてあげてください。
それで質の良い睡眠をとるようにしていただくと体力があがります。

不安を解決した方
不安を自分で克服する7つのヒント

①不安とは漠然としたものと理解する
不安は形のないような漠然としたものが多いです。これが恐怖とのちがいです。
恐怖は「高いところ」「狭いところ」などハッキリしたものなのです。だから不安で心配したとしても、実態のない「よくわからないもの」に不安になっているだけなのです。また「オレオレ詐欺」の電話みたいなもので詐欺だとわかっている電話だから、最初から「無視」してください。
②難しい問題は後回し
テストで「難しい問題は捨てろ!飛ばしてできる問題から先にしなさい」と習いませんでしたか?
それと同じで難しい問題は後回しにしてください。今、考えても解決しないことは、夜寝る前に考えないようにしてください。
③考えてもわからないことは悩まない
特に夜に悩まないでください。眠れなくなったりしてしまいます。
夜は反省しないで、理想的な自分や上手くいったことを想いだしてください。
④不安な事実を10個書く
不安なことはスラスラ書けるかもしれませんね。
でもその内、現実に起こって日常生活で困っていることは、どれだけあるのでしょうか?
それを把握することで不安なことは、ほとんど起こらないと理解できるのです。
⑤今あるもの、プラス思考のことを書く
例えば、自分は息苦しい、動悸がして不安になっている。が不安な事実だとします。
その下には、でも癌になったりして、今すぐ死ぬような病気には、なっていない。
自分でトイレにもいけるし、子供もいる。
朝、起きれて、食事をすることができる。
服を自分で選んで化粧も自分ですることができる。
料理も自分でつくることができる。
などのようにポジティブなことを探す癖をつけていって欲しいのです。小さな「できる事」に気づくことで幸せに感じるのです。
⑥継続する
上の事を継続してください。この積み重ねが自己肯定感になっていきます。当院で実際にワークをやっていただいた内容です。

⑦不安を解消する体操をする
不安に対しては、一番は運動することです。
どうぞ軽い運動から始めてみてくださいね。
まとめ
- 7つの解決のヒントを参考にする
- 体を整えるために整体を受ける
- 心理ワークを継続してやる
- 自己肯定感を上げていく