

私はいろんな物音や匂いなどに過敏です。
HSPだと言われたことが有ります。
気持ちの面でも他の人より落ち込んだり、不安になりやすいかもしれません。
自分に自信がなくて、とても不安です。
症状では耳鳴り、めまい、頭痛があります。
どうしたらいいですか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
不安や落ち込んだ時に、自分で解決する方法です。
心理学を用いた方法、体を使った解決法などをご紹介します。
この方の症状は、耳鳴り、めまい、頭痛です。
同じようにお悩みの方は、どうぞ参考になさってください。
不安やパニック障害があり、自分で解決したい方
落ち込んだ時に気持ちを切り替える5つの方法
特にHSP(繊細さん、過敏症)の方は感受性が強く、人よりも気が付きすぎてお辛くなられる方が多いです。
仕事で失敗したり、育児で失敗したりして落ち込むことってありますよね。
そんな時は一度、自分の姿勢や表情を鏡で見てください。
きっと顔は下向き、猫背、膝が曲がって元気がないように映っているのではないでしょうか?

逆にWBCで日本が優勝した!などの嬉しい時ってどうなりますか?
ガッツポーズしたり、笑顔になったりしますよね。

こんな感じで「心」と「体」は繋がっているのです。
つまり、このような落ち込んだ時のような姿勢などをしていると、思考や感情などもそのようになってしまうのです。
このような時は、歩くのがオススメです。

顔をしっかりと上げて、少し早めに歩いてみましょう。
体を鍛えている方は30mでもいいので全速力で走ってみてください。(ケガだけはしないようしてくださいね(^▽^)/)
①コーピングをうまく使う
コーピングとは対処行動のことです。
例えば、仕事で失敗したとします。そんな時にする行動のことです。
- すぐに誠心誠意謝る
- 反論する
- 話をそらす
コーピングはストレスに対して、「逃げる」「戦う」などの自然な反応です。
ストレスを軽くしたり、克服しようとする行動なのです。
対処の仕方もいくつかあります。
問題対処型
叱られたりすると、原因を追究し、自分の意見を述べて、反論します。(戦う)
感情対処型
叱られたりすると、その場はなんとか乗り切り、適当に気晴らしをして逃れようとします。(逃げる)
回避型
叱られたら、すぐに誤り、叱られたことには深く考えません。どうしようもないと諦めてやりすごします。(逃げる)
今までやってきた、自分の対処と違う方法で解決するのもリフレッシュになることがあります。
②笑顔になる(意識的に)
気分が落ち込んでいる時に、心を楽にする方法があります。
それは「笑顔」です。
心と体は連動しています。
明るい表情で振る舞えば、心も明るくなるというものです。
「人は悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」
参考:アメリカの心理学者のウィリアム・ジェイムズ氏の言葉
また認知心理学者のジョンソン・レアード氏は笑顔や怒りの顔、泣き顔をしてもらってから、いくつかの絵をみせる実験をしました。
すると笑顔の時は絵を見せると笑い、怒った顔の時は怒りの感情が湧いてくるという結果がでました。


つまり、心と体は一体なのです。
ですので辛いことがあったら、笑顔になってみてください。
少し怒りなどが軽くなると思います。
割り箸を口に挟んで口角をあげるのも有効です。

③カタルシス体験!涙活
感情を発散させることが、とても大切なんです。
これには「涙活」がおすすめです。
男性は男のクセに泣くな!と言われて育って、それが正しいと思い込んでいます。
これは認知の歪みです。
感情が沸いてきたら、たとえ男性でも泣くことが昇華につながります。
感情の発散をすることは、抑圧された感情をフィルターのように浄化させることもあり得るのです。
これをカタルシス体験といいます。

心と体と頭をつなげることで、今のお辛いあなたの心身共の不調を解決することができるのです。どうぞお悩みの方は遠慮なくご相談ください。

こちらからご登録、ご相談、ご予約、宜しくお願いいたします。
④不安な時は体操をする
自律神経の症状を解決するヒントなども動画配信しております。こちらからチャンネル登録お願いいたします。
なぜ運動が不安を減らすのか
不安になると心臓がバクバクしたり、息苦しくなったりしてしまいます。これは脳の中の大脳新皮質の影響なのです。
通常は、大脳新皮質から疑核に信号が伝わり、交感神経を抑制する働きがあります。
ですが、ストレスが強かったり、不安に感じたりすると、この信号が伝わりません。


こうなってしまうと、交感神経が抑制されにくくなり動悸や息切れ、息苦しくなってしまったり、交感神経が優位な症状が出てしまうのです。
筋肉の緊張も強くなり、肩コリ、背中の緊張で呼吸が浅くなったりしてしまいます。
この対策としては「運動」がオススメです。
運動すると「小脳」を経由して大脳新皮質に刺激が入ります。
すると大脳新皮質から疑核に信号が伝わり、交感神経を抑制しなさいという指令が働くのです。
すると交感神経が抑えられ、呼吸が楽になったり、心臓が落ち着いたりします。

そして、心臓が落ち着いたり、呼吸が深くなると、その信号が孤束核に伝わります。
孤束核から大脳辺縁系に刺激が伝わり、感情も落ち着いて、不安が減り、安心できるようになっているのです。

⑤不安を減らす食べ物を食べる
ズバリ!オメガ3の油です。オメガ3とは簡単にいいますと魚の油です。オメガ3は炎症を抑える作用があり、不安が減るという報告もあります。「亜麻仁油」「シソ油」などがオススメです。

熱を加えると成分が飛んでしまいやすいのでサラダなどに直接かけていただくのがオススメです。
HSP・耳鳴りでお悩みの20代女性
HSPの20代の女性です。当初は、筋肉の緊張が強く、肩コリも凄く酷かったです。
肩こりが強いと血流が悪くなります。すると脳も血流不足から酸欠になり神経伝達もスムーズにいかなくなる可能性があります。
施術は全身のバランスの調整と背中を揺らす痛くない手技を中心にさせていただきました。
頭や首周りも、しっかりと調整させていただきました。
過敏とは、小さな刺激に対しても「反応」しやすい状態


過敏症などは、この状態です。もっと放置したら、麻痺になるので、感じなくなってしまいます。

施術をさせていただき、心も体も安定してこられました。心理面からのアプローチも同時にすることで症状の変化も出やすいことがあります。全ての方が同じではありませんが、喜んでいただけることもございます。
まとめ
- 気を使いすぎるHSPは気分の落ち込みも多い
- 軽い運動をする
- 笑顔になる
- 涙を流して心と体と頭を繋げる
- オメガ3を摂る