私は「めまい」があり病院に通院しています。
薬を飲んでいますが、あまり変化がありません。
偏食でお医者さんから注意されています。
「めまい」を解決するには、どんなものを食べたらいいのでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
めまいに必要な栄養素について考えてみます。
まずは、あなたにとってどの栄養素が不足しているのか?簡単にチェックしてみてください。
あくまでも参考程度に、ご覧ください。これが全てでは、ございませんので、ご了承ください。
長引く「めまい」でお悩みの方は、どうぞ参考にしてみてください。
めまいと不足している栄養素
めまいの原因の多くは、自律神経の乱れ、目の動き、バランスを司る小脳、三半規管の機能低下、足の感覚異常、姿勢制御などです。
種類としては、脳などの問題から起こる「中枢性のめまい」、内耳などの問題からおこる「末梢性のめまい」、ストレスや過労、心、自律神経の問題から起こる「心因性のめまい」に大きく分けられます。
症状では、ぐるぐる回転するような「回転性めまい」、ふわふわするような「動揺性めまい」、立ちくらみのような「起立性調節障害」などがあります。
日常生活では、疲れすぎない、睡眠不足、不規則な食事、ストレス過多、タバコなども「めまい」の原因となることがあります。
そして、それ以外からも「めまい」を起こすことがあります。
例えば、お薬の副作用も、その一つです。
食べ物ではビタミンB群の不足にも注意したいです。
食べ物の食べ合わせでも、「めまい」が起こることもあります。
- ビタミンB12(豚肉、青い魚、貝、レバー、大豆食品)
- 鉄(レバー、ひじき)
- ビタミンC(みかんなどの柑橘類)
- ビタミンE(ナッツ)
- 亜鉛(牡蠣、しじみ)
自分に不足している栄養素を知る
まずは以下のテストをやってみてください。各5つのテストで一番、多く当てはまったものを選べたら、下記の不足している栄養素をご覧ください。
テスト①
テスト②
テスト③
テスト④
テスト⑤
どれが特に目立って当てはまりますか?チェックしてみてください
当てはまる項目が多かったものを選んでご覧ください。
①鉄が不足
鉄が不足すると「美」にも大いに関係します。鉄分はレバーに多く含まれます。ほうれん草やプルーン(植物性)よりもお肉(動物性)の方が吸収率が高いのでオススメです。
②低血糖
甘いものの摂りすぎに注意してくださいね。集中力低下、眠気といったことが起こります。
③ビタミンBが不足
豚肉に、たくさん含まれております。
④タンパク質が不足
筋肉、皮膚、血管、粘膜など体の原材料になります。私たちの身体にとっては特に大切な栄養素です。タンパク質は太りませんので、しっかり食べてください。
⑤亜鉛が不足
牡蠣やレバーに多く含まれます。アルコールの代謝とすごく関係します。髪の毛、やる気に関係します。不足すると味が、わからなくなることもあります。
鉄欠乏について
貧血でプルーンを食べる人がいますが吸収率が全然違うのでレバーなどのお肉から摂っていただくことをオススメします。
鉄には大きく2つの種類があります。
ヘム鉄と非ヘム鉄です。ヘム鉄は動物性(お肉)で非ヘム鉄は植物性(プルーンなど)です。吸収は小腸でされますが、この時の吸収率が全然違うので注意してください。
ヘム鉄で吸収する方が97倍吸収されます!
鉄の吸収には小腸の状態にも注意が必要です。そもそも、いくらサプリメントなどで鉄分を摂取しても吸収する小腸の機能が低下していると、鉄不足は解消されないのです。
めまいが有る時に避けたい食べ物
- 赤ワインなどのアルコール
- チーズ
- カフェイン
- スナック菓子などの脂質が多いもの
まとめ
- 自分に不足している栄養素を知る
- 吸収率も考えて摂取する
- 糖質よりもタンパク質を摂取する