

胃の不調で腹痛があったり、吐き気があって大変苦しいです。
胃の辺りが張っている感じがして食欲がありません。
病院では異常がないといわれています。
なんとかしたいです。
胃の不調でお悩みの方で吐き気、膨満感などでお辛い方が多いです。
当院でお悩みのAさんは、一日中、吐き気があるそうです。集中力が低下し仕事も手につかないこともあるそうです。便秘もあり腹痛で悩む日もあるそうです。
5年くらい、ずっと薬を飲んでも、なかなかよくならず、食べ物が食べれなくなって10kgぐらい痩せてしまわれました。
水を飲んでも吐いてしまい、漢方などをお試しされておりますが、効果が感じられたのは最初だけで、その後、あまり変化がなかったそうです。
だんだん眠るのも寝れなくなり、最近では睡眠導入剤も飲んでおられます。
一般的には精神的ストレスからくるものが多く、胃の病気ではなく、病院に行っても薬だけで、なかなか変化がないことが多いそうです。
同じようなお悩みの方は、どうぞお読みください。
- 胃の不調や腹痛でお悩みの方
- お腹が張って困っている方
- 食欲がなくて困っておられる方
消化不良でお悩みの方(機能性ディスペンシア)の解決法
季節の変わり目、特に夏から秋にかけては、気候などのストレスも受けやすく、ストレス耐性も弱り、心の疲労も溜まってしまうことが多いです。
自律神経が乱れると、胃の調子、機能も少しづつ低下することがあります。
このような時には、胃の健康チェックが大切です。
メンタル面で、「落ち込むようなこと」があったり、少しのストレスでも落ち込みやすくなってしまうと感じる方は、胃のケアを心がけるようにしてください。
ストレスが強く、それが続く場合には注意が必要なのです。特に新型の感染症の拡大などで、健康な方でも外に出る機会が少なくなったり、太陽に当たる時間が減ったり、運動する機会が少なくなったりして自律神経が乱れやすくなってしまっていました。その状態が解除されても、すぐに習慣が戻るということが難しい状態です。
ストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンが出てくれるのですが、強いストレスが継続してしまうと、コルチゾールが枯渇してしまいます。するとストレスに対抗できなくなってしまうのです。
胃の動きを具体的にイメージしていきます。とても参考になる動画がこちらです。4:40くらいから動画で御覧になれます。
胃の機能低下について
強いストレスや、ものすごく疲れた時は、胃の調子も何故か悪い感じがするものです。
でも病院で胃の検査をしても「特に異常はないですよ~」と言われたりします。
これは機能性ディスペンシアの可能性があります。
簡単にいうと消化不良です。胃の働きが低下しているということなのです。
例えば食べているとすぐにお腹いっぱいになる感じがするとします。
これは胃の上の方が十分に広がらない早期満腹感です。
また胃酸が多くなったりして、痛くなることもあります。その場合は胃痛がおこります。また胃の運動が鈍ったり、食べ物がスムーズに腸に移動しないこともあります。それが胃もたれです。
これは自律神経の乱れからくると考えられています。

体からの警告サインですので、対策としては、ストレスを減らすことと生活習慣の見直しが必要です。
ストレスや疲労で体力低下、脳の疲れが起こり自律神経が乱れる
↓
睡眠不足、食生活が乱れる、タバコなどで血管収縮による血流低下
↓
胃の動きが低下し、胃酸が出すぎたりして消化不良を起こす、ピロリ菌感染などの影響
↓
機能性ディスペプシアになる可能性が増える
まずはストレスを減らすことから考えていきます。
精神的ストレスとは「嫌だな~」と思うこと全部です。そして体の不調、胃の不調は構造的ストレスです。食べ物や飲み物や空気などは化学的ストレス、そして温度・湿度・電磁波・気圧などのストレスがあります。これら全ても減らしていくことが重要なのです。

ストレスのチェック
ストレスが継続すると、次のようなことが目立ってくることがあるので注意してください。
身体の症状
- 胃の痛み
- 胃もたれ
- 下痢
- 便秘
- アレルギー
- 頭痛
- めまい
- 不眠
- 動悸
- 肩こり・腰痛
- だるい
- 息苦しい
- 冷え・のぼせ
精神面
- イライラ
- 不安
- 注意力が低下
- 抑うつ状態
行動面
- 暴飲暴食(または拒食)
- 消費が増える(買い物依存)
- 車の運転などが荒くなる
- 美容、髪、化粧、服装など身だしなみを気にしなくなる
見直して欲しい生活習慣
- 睡眠不足ではないですか?
- 寝る前までスマホを触ってないですか?
- 疲れすぎてないですか?
- スマホの目覚まし時計はしてませんか?
- 姿勢は大丈夫ですか?
- タバコは吸ってないですか?
- コーヒーは飲んでないですか?
- 甘いものばかり食べていませんか?
- 良く噛んで食べていますか?
- 満腹まで食べ過ぎてないですか?
- 魚や肉は食べてますか?
- 小麦や米などの炭水化物ばかり食べていませんか?
- 適度な運動はできていますか?
ストレスに対する対策
ストレスは精神的ストレスだけではないんですよ。身体の不調で嫌だな~って思いますよね。(これもストレスです。)
当院では、まず身体の歪み、機能低下している部分の改善のために施術をさせていただきます。呼吸の改善と血流の改善を目指し体全体の機能を正常にしていきます。
体が整うと心の問題も改善に向かうこともあります。

身体の歪みが改善してくると脳の機能が上がります。
血流があがる・呼吸がしやすくなる
↓
体力が増える
それでは体力とはなんでしょうか?
体力を上げる
体力には免疫力・治癒力・調整力・運動力があります。
身体の調整をいたしますと、この体力が上がってきます。
その中の免疫力に注目します。
免疫力のチェック
4つ以上当てはまったら免疫力が弱っているかもしれませんので注意してください。
体力が上がるとストレスに対する抵抗力がつきます。
良くなっていく流れは、このような感じです。
- ストレスを減らすことを考える
- 体力を増やしていく
- ストレス耐性をつけていく(知識としても)
とにかく、いますぐ取り掛かって欲しいのは4つのストレスを減らすことです。
そして整体などで身体の調子が自動的に、良くなるようにしていきます。(自然治癒力の向上)
そうしますと体力がついてきます。体力がないのにストレスに対して戦ったり、逃げたりできません。*ちなみに逃げることも体力がいるんです。
例えば


自分がシマウマだとしてサバンナに放置されたとしますよね。
いつライオンに襲われるかわかりません。
焦りますよね~
そんな時、体力がなかったらどうですか?
逃げることもできませんよね!
だから体力をつけるために体を整えながら積極的に「休む」ことも必要な場合があるのです。
便秘の対策でうまくいったこと
全部食べても31kcal!(通常のわらび餅は300kcalくらいになっちゃいます)

私が今までで一番効果があったのが「オオバコ サイリウム」です。オオバコの種子の皮を砕いたものです。食物繊維が、とっても豊富です。保水性、膨張性に優れています。水分を含むとゼラチン状になり満腹感をサポートしてくれます。機能性ディスペプシアの方で早期膨満感の方には、あまりオススメできませんが、便秘の方にはよろしいかと思います。
推奨されている量にするようにしてください。量が多いと逆に下痢を起こすことになるかもしれません。また水なしで摂取しないでください。食道や胃に障害が出ることもあります。
容量を守ると「便秘改善」「満腹感アップ」「血糖値の乱降下防止」「腸内環境の改善」「血中コレステロール低下」などの効果によりダイエットに人気となっています。
私はこれでわらび餅を作っています。カフェインレスのコーヒーに入れて混ぜ、食べる時はラカントSという植物由来の甘味料と砂糖なしの無添加きな粉でいただきます。
ただし1日の摂取量にも注意してください。1日16gまでです。これ以上摂取すると胃が張ってきたりします。
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作り方
- コーヒー150ccにサイリウム5g(小さじ1)を入れて混ぜる
- レンジで2分加熱し粗熱を取る
- 冷蔵庫で2~3時間冷やす
- 冷蔵庫から取り出し切り分ける
- きな粉とラカントSをかけて出来上がり
機能性ディスペプシアの方の当院の施術
このAさんに対して、当院ではお腹の調整もさせていただきました。内臓は空中に浮いているのではなく、隣通しの内臓と密着していたり、靭帯や筋肉などで支えられています。
この内臓が生理運動を行っているのですが健康な場合、正常に働いてくれますが、内臓を包む膜や靭帯などの動き、体液の循環、筋肉の緊張が正常に働いていないことも多いです。原因としては背骨の歪みや内臓を支える組織、悪い姿勢など、メンタル面での緊張などが考えられます。
生理的に正常には働いてくれるようにバランスの調整をさせていただきます。

調整をさせていただきますと、呼吸が楽になり体が軽くなったと喜んでいただけました。そして便秘も改善したそうです。
メンタル面でのサポートも心理ワークを入れながら少しづつですが解決していただけております。
まとめ
- お辛い時は積極的に休んで体力を回復させる
- ストレスを減らしストレス耐性をつけていく
- 生活習慣を見直すチャンスだと考える