

目が常に眩しく感じます。
目の横がピクピクしたり充血したりもしています。
眼科では目薬をもらいましたが、あまり変化がありません。
眼科でも原因不明の目の病気ではないかと不安になっています。
何とか解決できませんか?
このようなお悩みを解決します。
光が眩しくて目の病気ではないかとお悩みの女性、40代の学校の先生です。
目の病気ではない場合、光が眩しく感じるのは瞳孔の調節機能が、うまくいってない状態です。
ストレスにより副腎のホルモンが使われ過ぎている可能性があります。
光を眩しく感じてお悩みの方は、どうぞ、ご覧になってください。
- 光が眩しく感じて困っている方
- ストレスが強く自律神経が乱れていると感じる方
- 蛍光灯の光でも、眩しく感じる方
- 最近、感情を抑えて我慢ばかりしていると感じている方
異常に光を眩しく感じるのは病気?

蛍光灯の光でも眩しく感じる
眩しく感じるのも、自律神経の症状です。
これは瞳孔の調整に関係します。瞳孔の調整は自律神経が勝手にやってくれているのです。
例えば、暗いところに行けば、瞳孔を開いて、暗くても光をいっぱい取り入れようとしてくれます。
これは勝手に自律神経が調整してくれるのです。
そして、明るいところに行けば、光をそれほど、取り入れなくても、良く見えるので、瞳孔が縮こまっていきます。
しかし、自律神経が乱れていると、この調整が、うまくいかないのです。
それが光を眩しく感じるメカニズムです。
例えば、あなたがシマウマで、サバンナに放りだされたとします。
するとライオンなどの肉食の野生動物に食べられるかもしれないので、先にこちらが発見できるように遠くまで見ようとします。
遠くまで見ようとするということは、光を多く取り入れるということです。
だから、このような恐怖や不安などがある場合、これがストレスとなり瞳孔が開くのです。
本来なら安全な場所で暮らしている私たちですが、ストレスが強くなると脳が勝手に判断して、緊張状態になり、瞳孔を開きっぱなしに、してしまうのです。この時は、交感神経が優位に働いている状態です。

光が当たると通常は、瞳孔が収縮し、黒目の部分が小さくなります。

当院に、このような患者様がいらっしゃいます。
私の話を全身全霊で聴いてくださり、目を大きく見開いているような方です。
普段から人に気を使いすぎている方、自分より他人のことを考えているような方も、光を眩しく感じる方が多いです。
人間の生理的な現象としてストレスがあると副腎のホルモンが分泌されます。
この副腎のホルモンはストレスに対抗して分泌されます。
ですが、ずっと継続的に強いストレスがある状態だと、そのホルモンが使われ過ぎて、なくなってしまうのです。
いつも、そのような状態ではなく、波があるという方も多いです。
それは、ストレスに対して、体力的な問題とストレス耐性の問題が関係します。

この図で言いますと、上がストレスで下がストレスに対抗するものです。下のどれか、もしくは全部が少なくなってしまい、ストレスに押しつぶされて、光が眩しいなどの自律神経失調症の症状が出てしまっているのかもしれません。
そして日によって波があるということでは、迷走神経からも説明できます。

上の図では、左の健康な方でみてみると、①のストレス値では、副交感神経レベルで対処できます。
ですが、真ん中や右端の方では交感神経で対処することになります。
また②のレベルでは左と右端では交感神経レベルですが、真ん中ですとフリーズレベルになってしまいます。その方のタイプもありますし、その時の体力などにも影響し、波があるということもいえます。
このように自律神経が乱れて瞳孔の調整がうまくいかないと光を眩しく感じてしまいます。
つまり、光を見たら、瞳孔が収縮するのですが、自律神経が乱れると、その反応速度が遅かったり、瞳孔が開きっぱなしになることがあるのです。
40代女性、学校の先生が解決!
40代の女性です。
お話をさせていただいておりましても、とてもストレスが多い方だなと感じを受けました。
何にお話しても、「NO」という回答が多く、何に対しても攻撃的な感じがしました。
常にイライラされている感じです。
お聞きしましたら生徒の親御さんとのコミュニケーションでお悩みのことが、あるそうです。
毎日、とてもプレッシャーに感じておられます。
ストレスを感じると、対抗しようとコルチゾールという副腎のホルモンが出ます。
そのコルチゾールも無限ではありませんので、ストレスを感じ続けて、分泌し続けると、いずれは無くなってしまうのです。
ですので当院では、体力回復とストレス減少、考え方を少し変えていただくなどのアプローチをしていきました。
それと感情を抑え込んでしまう癖が強い方なので、感情を出したり、感情と行動をつなげていくようなワークを取り入れていきました。

- 新聞紙でボールを作り、新聞紙でバットを作り、バットでボールを叩きながら、怒りがある人などを思い浮かべて「バカヤロー」と殴ってもらう
- 大きな声を出してストレス発散する
- 運動をしてイライラや不安を解消する
- コルチゾール排出の為、感情の涙を流してもらう

まずは、頑張らずに、休んでいただく、誰かに相談して一人で抱え込まない様にしただきました。
この方は一人でやらないと気が済まない性格の方ですが、ここは症状を軽減させるため、生活習慣を見直していただくために、アドバイスを細かくさせていただきました。
3か月が経過し、整体で身体を整え、また心も安定して落ち着いていかれました。
最近では、かなりリラックスできるようになられました。
肩こりが少し減り、睡眠もグッスリ眠れる日も出てきたそうです。
光がまぶしい症状の対策
眩しく感じるままにしておくと、いつも目の中に入る光の量が多くなる可能性があります。
すると脳に光の刺激が行き過ぎてしまいます。
サングラスをして目の負担を減らす
このような時はサングラスをしてください。家の中でもサングラスをしてください。
サングラスで目の負担が減るからです。

カリウムが多くなるのでナトリウムの量を調節する
それと体の中のイオンバランスが乱れていることが多いです。
カリウムとナトリウムのバランスです。
カリウムが多くなってしまっていることが多いです。
そうなるとナトリウムの量が少ないので、塩を摂取していただくことを、一時的にはオススメいたします。
ただし高血圧の方は、注意してください。
できれば天日干しの塩を摂取してください。
1週間くらい試してみてください。
また白砂糖は症状を悪化させることが多いので、甘いものは控えてください。
どうしてもの場合のみ、オリゴ糖やきび糖にしてください。
できれば甘いもの全般を控えてください。

心と体と頭をつなげることで、今のお辛いあなたの心身共の不調を解決することができるのです。
当院で光がまぶしい!でお悩みの方
ストレスがあり、光が眩しく感じ、閃輝暗点と頭痛があります。
まとめ
- 光が眩しく感じるのはストレス過多の状態
- 交感神経が優位に働くと瞳孔が開く
- ストレスを軽減する
- ストレス耐性をつける