

心臓がバクバクして息苦しくて困っています。
病院では異常がありませんでした。
何が原因かも不明で、心配で眠れない日々を過ごしています。
なんとかならないでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
突然なんの前触れもなく心臓がバクバクして、心臓が止まって死んでしまうんじゃないかと思われた30代女性の方です。
病院では原因がわからず、とても不安になっておられます。
同じようにお悩みの方は参考に御覧ください。
原因不明の息苦しさや動悸でお悩みの方
原因不明の息苦しさを克服する方法
病院では原因がわからない
心臓に原因があると思い、すぐに病院に行かれました。
ですが医師から言われたのは、「ちょっと不整脈があるけど、問題は見つからない」ということでした。
自律神経の特徴は、現実と妄想の区別がつきません。また自分の意志では、動かせない神経ですので、勝手に動いてしまうのです。心臓もそうです。
ですので何かのストレスがあったり、嫌なことを考えているだけで、ストレスに感じ、自律神経である交感神経が働いてしまうものなのです。
それが、原因不明の心臓バクバクの可能性が高いのです。
30代女性のストレス
子供さんが、ずっと家にいるため、イライラが頂点に達していたそうです。自分の趣味も全くできず、家の中から一歩も出ていなかった日々が続き、ストレスがピークに溜まっていたそうです。
そのストレスが開放されず溜まってしまいますと。体に反応して症状として出てきてしまうのです。
今回、たまたま、そのことがきっかけでしたが、他にもストレスは、あります。そのストレスが体力を押しつぶしてしまうと自律神経失調症になってしまうのです。
ストレスには4つ種類があります。
- 精神的ストレス
- 構造的ストレス(身体の不調、歪み、痛み)
- 化学的ストレス(食べ物や飲み物や空気など)
- 環境ストレス(電磁波、温度、湿度)
これらの4つを、一つづつ減らしていくことが大切です。そして、それができたら、ストレスに対して強くなること「耐性」が大切です。
「耐性」に必要なものが次の4つです。

①情緒的サポート
あなたのことをわかってくれる仲間です。あなたの周辺に、あなたのことをわかってくれる人はいますか?
私もあなたのサポーターです。一人でいいので、あなたのことをわかってくれる味方がいれば大丈夫なのです。
②対処能力
頭と心と体を統合することです。知識も大切です。対処できる能力、または、どうやったら克服できるのかがわかっていたら、不安は減ります。こちらも当院でお手伝いさせていただけます。
③体力
体力には、運動、治癒、免疫、調整があります。この体力が減ると、これらの機能が低下してしまうのです。
例えば、風邪を引きやすく、治りにくくなり、動くことも辛くなり。体温の調節もうまくいかないので35度台の平熱になったりしてしまうのです。
④自己肯定感
自分のことを好きでないと、良くなっていきにくいのです。
あなたは「自分の好きなところが1分間で10個スラスラ書けますか」一度やってみてください。他人から褒められることでなくても良いのです。
自分で自分のことを褒めることができるかが重要なのです。他人軸にならず自分軸になっていますか?
心理面からのアプローチ
この方のストレスで一番強かったのが精神的なものでした。
仕事はキッチリとされて、とても社会的にみれば、良くできた良い人です。
人間関係でも、こうしなければならないというのが口癖で、間違ったことが大嫌いの性格です。
自分が完璧にキッチリとされているので、他人にも同じように求めますが、他人には気を使いすぎてハッキリという事ができないそうです。
それがストレスとなって身体に反応してしまっていたのです。
人間関係と言えば、親子、夫婦、会社の仕事、友達などがありますが、人それぞれ、夫婦、親子であっても価値観は違うことが多いです。つまり「思考」が、それぞれ違うということなのです。それを理解することが大切です。
誰しも「自分が正しい」と思いがちです。この我が強くなりすぎると「喧嘩」や「争い」になってしまうのです。
例えば、こんなことはないですか?
- 子供が思春期ということもあるが、全く言う事を聞かない、スマホを長時間していて身体のことを心配して注意しているのに、わかってくれない。
- 夫が家事を手伝ってくれない。せめてゴミ出しくらいしてくれたらいいのに・・・
- お母さんなんだから、お弁当を作るのは当たり前、冷凍食品やお惣菜を詰めるだけの弁当では弁当とは言えない!きちんと作らなきゃ!と思う。
- 上司なんだから、もっと仕事をしれくれないと困る。前の上司だったら、もっとちゃんとしてくれていたのに・・・
- 隣の奥さんがお菓子を持って来てくれるが、私は一人なので、こんなに食べられない。有り難いけど、太ってしまう!
- 友だちなんだから、当然、応援してくれるに違いない。と期待してしまう。
- 親なんだから、やって当たり前だと思う。
人は一人一人考え方も価値観も違いますので、価値観や思考のズレはあって当たり前です。
色々な考えの方があるから面白かったり、尊敬出来たりするのです。
先日、イカ天を作っている会社がテレビで放送されていました。
なんと!社長は、ここに女性社員だけで部署を作り、新製品の開発を任せたそうです。
すると女性ならでは発想から、「瀬戸内レモン」を使ったイカ天が開発され、物凄く売れているそうです。
以前からの社長周囲で開発していれば、こんな製品は生まれなかったそうです。(おじさんだけの発想では、ありえない商品だそうです。)
だから、いろんな価値観、発想で、とても面白いものが創造されることもあるのだと思いました。
認知の歪みというストレス
ただ、この行き違い、思考のズレということは、ストレスになるということもあります。
「なぜわかってくれないのか」「どうして言ったことができないのかな」などと感じると、これがストレスになるのです。
こんな時は、相手を変えるのではなく、自分の許容範囲を広げることが大切なのです。
つまり「許す」ということが大切なのです。
「許す」ことで、ストレスは減ります。
すると副交感神経が働きやすくなります。
副交感神経が働きますと「回復」に向かいます。
また自分の思考、価値観を明確にすることは、精神的な安定に繋がることがわかっています。
当院では、「今やりたいことは何ですか?夢は何ですか?」というワークをさせていただくことが多いです。
これをすることによって、今の自分の思考の整理に繋がるからです。
また当院に初めて来られた方にも、問題を明確にして、目標を明確にするようにしております。
例えば、肩が痛いとします。肩の痛みを軽減させるのが、当院へ来ていただいた目標ではなく、もっと先の未来を考えていただくのです。
「肩の痛みがなくなって、子供と一緒にバドミントンをしたい」とすれば、これが明確な目標となるのです。
ちなみに、あなたが今、大切にしている事、やりたい事はなんですか?
一度、明確に紙に書いて確認してみてください。
自分の想い、価値観が明確になると、目標ができ、そこに向かって進んでいけます。
根拠はなくても自信が持てるようになります。
「なんとなく、私、できそう」「なんとなく治りそう」「なんとなく上手くいきそう」と考えられるようになって、自己肯定感が増えていくのです。すると他人を許すことができるようになります。
自分のことも許すことができるようになるのです。
当院の施術の経過と今後の方針
施術を重ねて約1カ月が経過しました。
パニックのような発作は出なくなりました。最近では肩コリもなくなり、頭痛もありません。たまに腰痛はありますが、寝たら良くなっているそうです。
鼻炎があったのですが、呼吸も大きくできるようになり、楽になっているそうです。姿勢もよくなられて、若々しくなったと周りにはいわれているそうです。
姿勢が良くなられますと、ヒップアップもバストアップもしますので、かなり美容的にも喜んでいただいております。
それからもメンテナンスで2週に1回はお越し頂いております。
一緒に寝たら良くなる健康な状態をキープできるように頑張ってまいりましょう。全力でサポートいたします。

心と体と頭をつなげることで、今のお辛いあなたの心身共の不調を解決することができるのです。どうぞお悩みの方は遠慮なくご相談ください。

こちらからご登録、ご相談、ご予約、宜しくお願いいたします。
パニックでお悩みの方
ストレスを強く感じると筋肉が緊張します。すると動きに制限ができます。体を調整することで、筋肉の緊張が和らぎ、動きやすくなり、呼吸もしやすくなります。

当院では、特に呼吸と血流を正常に機能するように調整し、自己回復力が向上するように施術させていただいております。
まとめ
- 根拠のない自信を持つことも時には必要
- 不安が症状を引き起こすことがある
- 心臓がバクバクしたり、動悸がするのは自律神経の乱れの事が多い
- ストレスを長期に溜め込まないように自分軸にしていく
- 4つのストレスを減らし4つのストレス耐性を増やす