朝から疲れ切っています。
やる気もしません。病院で調べても何が原因かわかりません。
どうしたらいいのでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
原因がわからず朝から疲れていませんか?
夏なら夏バテかもしれません。冬なら冬季うつかもしれません。
あなたは、そんな状態を放置していませんか?何か対策はされていますか?あなたの不調は病気以外では日常生活を見直しなさいという警告の事が多いということを理解してください。
もしも特に対策をしていないとすると「睡眠の質」が悪くなっているかもしれません。またストレスがずっと継続して増えて蓄積されているかもしれません。こうなってくると副腎皮質から分泌されるストレスに対抗するホルモンである「コルチゾール」というホルモンが関係しているかもしれません。
つまり副腎が疲れきってしまっていることも考えられます。
お悩みの方は、どうぞ参考に、ご覧になってください。
副腎の疲れを減らし快適に生活できるようになる
副腎が疲れている疲れやすい
こんなことはないですか?
このような方は副腎が疲れすぎていないか注意してほしいのです。原因としては、食事内容、睡眠不足、精神的ストレス、過労、タバコ、カフェイン、添加物などの有害物質、運動不足などです。
単なる夏バテと思い過ごさないで
夏バテに似ている症状に副腎疲労があります。副腎は身体の中で起こる「炎症」を抑える火消し役です。
火消隊長の名前はコルチゾールです。コルチゾールはこまめに体の中の「炎症」を消してくれる仕事をしています。これは老化にも関係します。体内での火種とはストレスのことです。
ストレスには、精神的なもの、環境(冷え、湿度、電磁波など)、過労(体力低下)、生活習慣的なもの(食べ物などの化学的なものやタバコなどの有害物質)などがあります。
特に長時間ストレスにさらされ続けるのが現代人の特徴です。こうなってくると慢性的にストレスを持ち続けてしまい自律神経は乱れてしまうのです。
するとコルチゾールは働きっぱなしになってしまいます。そして、いずれコルチゾールも枯渇して、なくなってしまうのです。
自覚できる症状としては、だるくなったり、集中力が低下したりします。そして髪の毛が抜けたり、便秘などのトラブルになったり、眠れなくなったりしてしまいます。単なる夏バテではないことが多いのです。
コルチゾールの枯渇の対策としては、「涙活」がおすすめです。「感情を感じる」ことと「コルチゾールの排出」が目的です。長期間ストレスにさらされ続けるとコルチゾールが枯渇し、ずっと残存してしまいます。するとストレスに対抗できにくくなります。そこで体外へ排出することで、またコルチゾールを作ることができるのです。コルチゾールを体外に排出するのが涙なのです。他のホルモンはおしっこで排出されますので、ここが大きく違います。
副腎疲労で起こりやすい症状
- 髪の毛や肌荒れ
- 光が眩しく感じる
- 便秘などの腸のトラブル
- 肥満
- 自己免疫疾患
- 体力・気力などの低下
- 不眠症など
- 物忘れが最近よく起こる
- うつ的な症状(やる気がしないなど)
- 生活習慣病(糖尿病、高血圧など)
- 更年期障害
- すぐイライラしたり、不安になったり感情のコントロールがしにくい
副腎を回復させる裏技公開
まずは腸を整えるようにしましょう。腸内での炎症をケアしましょう。それには火種となっている食べ物を食べないことです。
注意したい食べ物
小麦(グルテン)を使った食べ物を控えてください。
乳製品(ガゼイン)を使った食べ物を控えてください。
これだけでも副腎は、ちょっと元気を取り戻してくれます。
便秘対策
そして便秘の対策をしましょう。食物繊維、乳酸菌をしっかり摂ってくださいね。そして腸を再生させる亜鉛も摂ってください。食材ではアサリ、はまぐり、牡蠣、などがオススメです。
そして水分とミネラルもしっかり摂ってください。特に夏は汗をかくものです。ですので少し運動して汗をかいてください。冬でも脱水になりやすいので、こまめに水分補給してください。
肝臓を元気にする
肝臓を元気にしたいです。肝臓は代謝と解毒にとってとても大切です。病気以外の場合は機能低下にならないように注意したいです。
アルコール、食品添加物、化学物質、脂の多いお肉などの有害な物質は肝臓が解毒してくれます。
最近では口にするものは解毒しなければならないものが多いので肝臓の仕事量も増えてとても大変です。こうなってくると解毒しきれなかったものが出てしまいます。それが炎症反応を起こしてしまいます。するとコルチゾールが火消に回らないといけないのでコルチゾールも働きすぎになってしまうのです。
不調や病気を治すための薬も必要な場合は仕方ないですがカラダにとっては負担のかかるものです。
肝臓を元気にするには、体の中の毒素を体外に出すお助けマンが必要です。オススメの食べ物があります。それは、スイカ、ニンニク、パクチー、レモン、生姜、ネギなどです。これらは代謝を上げてくれて解毒、利尿作用、肝機能回復などがあると言われています。これだけ食べたら全てが解決するということではありませんが参考程度にしてみてください。
当然、消化吸収のための胃や腸の状態にも大きく関係しますし、胃酸のPhやその他のビタミン、ミネラル、葉酸などの栄養素の量などにも影響します。鉄欠乏性貧血の方が当院では多いのですが、参考にされてください。
まとめ
- 副腎疲労には小麦と乳製品を控えるように注意する
- 甘い物、アルコールの飲みすぎで肝臓に負担をかけるので注意する
- 食品添加物、加工物にも消化吸収に負担をかけるので注意する