

5年前からパニック障害で悩んでいます。
動悸や息苦しさがあり、汗が凄く出ることもあります。
時々、心臓がバクバクします。
心療内科で薬ももらっていますが、あまり変化を感じられません。
このまま良くならなかったら、どうしようと心配になります。
このようなお悩みの方の解決のヒントになれば嬉しいです。
5年前からパニック障害でお悩みの女性です。
音楽をされていてフルートを吹いておられます。
パニック発作が起こると過呼吸、息苦しさがあります。
ストレスを受けやすく、執着しやすいタイプだと、ご自分でおっしゃっておられます。
当院で6回施術させていただき、変化がみられ笑顔になっていただけました。
その後も継続して2週間に1度、メンテナンスで継続してお越しいただいております。
同じような、お悩みの方は、参考に読んでみてください。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
パニック発作で日常生活に支障が出ている方
パニック発作が起こる原因の1つ
この方は疲れすぎると発作が起こりやすいとおっしゃられました。

これは、体力と関係します。
体力には治癒力、運動力、免疫力、調整力があります。
だから体力が減ると治癒力、調整力などが働きにくくなるのです。
すると血流や呼吸の機能低下が起こり脳も酸欠になり集中力もなくなったり神経伝達がスムーズにいかなくなったり誤作動を起こしやすくなります。すると不安になり、発作も起こりやすいのです。
最初に発作が起こった5年前にも仕事で疲れすぎていて、趣味のフルートの演奏会があり、夜通し練習していた時に、起こってしまったそうです。
あなたは、ベッドまで辿り着けず、ソファやイス、フローリングなどで倒れるように寝てしまっていませんか?これは電気のフレーカーが落ちたようにエネルギーが枯渇しているかもしれません。
体力が無くなってきている警告サインかもしれません。ご自分を大切にしてあげてくださいね。どうぞ注意してください。
パニック障害の症状
この方の症状です。
- 頭痛(頭痛薬が手放せない)
- めまい、立ちくらみ、低血圧
- 首痛、肩こり、背中の痛み
- 食欲不振(食べれる時と食べれない時の差が激しい)
- 冷え(足の先がキンキンに冷える)
- 下痢(長期に渡りずっと下痢)
- 不眠症(眠れない、寝ても中途覚醒を3回以上する)
- 足のむくみ(足が重く、歩くとふわふわする)
- 腰痛(たまにギックリ腰になる)
- パニック発作(息苦しい、動悸)
- 眼精疲労(目の奥の痛み、目がピクピクする)
解決に向かう大切な心構え
それは趣味に没頭することです。この方の趣味は楽器演奏です。
フルートという楽器を吹かれております。
施術を受けられてから、音が伸びるようになったと先生から褒めてもらったそうです。趣味をされている時は、パニック発作は出ません。他のことに集中すると、一度に脳は色んなことに集中しにくいので不安なことを考えるのが少し減ります。これが解決のヒントになるのです。

なぜパニック障害が整体で良くなるのか
当院は全身の調整をさせていただいております。
骨格、筋肉、血管、リンパなどのバランスを調整してまいります。その方の持っておられる治癒力を最大限に引き出すことを目的としております。
その方の持っておられる自然治癒力が増えるように生活習慣にもアドバイスさせていただいております。いくら施術しても寝不足などで体力が低下してしまうと自然治癒力が低下してしまうからなのです。
施術による変化を感じる
当初、この方の可動域は平均よりも凄く動きが悪かったです。
首は左回旋64度、右回旋56度。
腰は左回旋42度、右回旋42度でした。
最近では、首の左回旋87度、右回旋87度。
腰は左回旋72度、右回旋74度です。これは施術前の数値です。
ご本人も納得の可動域の変化でした。
「薬が止めれた!もっと早く来ればよかった!」
背中の上の方の可動域が硬く、息苦しいのがあったのですが、最近は少し工夫をさせていただき、とっても動きがよくなられました。
呼吸が楽になられたそうです。
だから音楽のフルートの方も、とっても良いパフォーマンスを出せておられるそうです。
「もっと早くくれば良かった」と有り難いご感想をいただきました。
週5回ほど飲まれていた、パキシル、レキソタンなどのお薬は現在、服用しなくてもいいそうです。(お薬に関しては、自己判断せずに、必ず医師にご相談ください。)
なにより、自分に自信が少しづつ持てるようになったと言っていただきました。
まだまだ波はあることをお伝えしておりますが、前向きになられたので、本当に良かったです。

継続的な精神的ストレスが体に影響する
例えば、こんな辛いストレスを長く受け続けていたとします。
- 子供の時に親から虐待を受けていた
- 小学生の時に「いじめ」を受けていた
- 親から褒められたことがない
- 発達障害があり友達が一人もいなかった
- 妬みや恨みなど陰で悪口を言われ続けた
- 親友だと思っていた人に裏切られた
- 毎日の仕事が忙しすぎて疲労困憊で倒れるように眠る
- 姑さんから暴言をはかれ続けて、ここに居たくなくなる
こんなことが続くと、体は無意識に、こんな辛いことから逃げ出して、考えなくしようとして、いろんなことを感じなくしようとしてくれます。これを「解離」といいます。
この解離は、あなたの命を守るために必要なことだと無意識に脳と体がやってくれているのです。
このような状態になるということは、考えたら辛い、思い出したら辛い、自分の意見なんて言わない方が良い、イライラしたり不安になったりしたら辛いので感じない方が良いとなってしまう状態なのです。
苦痛から逃れる反応=命を守る反応なのです。
解離の時に起こりやすい症状
解離とは感じにくくする反応ですから次のようなことが起こることがあります。
- 味がわからない
- 記憶力が低下(思い出したくないことが多いから)
- 足元の感覚が低下して「ふわふわ」する
- 力が入らない、歩きにくい、ふらふらする
- 肩こりがわからない
- 頭痛や目眩がして起き上がることができない
- 痺れや震えが出て体がうまく動かせない
- 電池が切れたように倒れるように眠る事がある
このような症状が出ている方は要注意です。
解離の状態に注意しなければならない理由
感覚や痛みが、わからなかったら怖いということは理解できますでしょうか。
例えば「熱い」という感覚がわからなかったとします。

ヤカンに手が触れてしまいました。すると火傷してしまいます。それでも手を離さないと、もっとひどくなってしまいます。
感覚が感じなくなると「痛い」「熱い」「冷たい」などがわからなくなり、センサーが働きにくくなって、重い結果となってしまうかもしれないのです。
だから感覚を感じるということは、とても大切なのです。
また施術を重ねていき感じれるようになってくると、今まで感じれなかったことが感じるようになることが、よくあります。
- 肩こりの症状は良くなっているのだが、新たに腰痛が出てきた
- 目眩はマシになったが膝の痛みを感じるようになった
みたいな感じで、今まで辛すぎたのが感じれるようになったということは、よくあることなのです。
これは良くなっている証拠だと思ってください。
感覚が鈍くなるとフワフワする
体の感覚としては、解離になると「足に力が入らずフワフワする」というわれることがあります。ですが施術により感覚が戻ってくると、しっかりと地面を把握できて歩き方も変わってこられる方が多いのです。
まとめ
- パニック障害には自信をつけることが大切
- 呼吸を整えるために整体を受けることが必要
- 精神的ストレスを知り対策することが大切